Study Hub 浅草橋、就労定着支援事業の指定を取得

ロハスグループ 日本介護事業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:西村 茂、事業統括部長:前田 崇宏)が運営する就労継続支援B型「Study Hub 浅草橋」(所在地:東京都台東区)は、2025年9月1日、就労定着支援事業(指定障害福祉サービス)の指定を正式に受けました。
本指定により、Study Hubでは、就労継続支援B型の枠組みで提供する、就労継続支援・就労移行支援等の支援フェーズに加え、一般就労後の職場定着を継続的に支援できる体制を整備いたしました。

■ 就労定着支援事業について

就労定着支援事業は、障害者総合支援法(第5条第17項)に基づく障害福祉サービスの一つで、一般就労した障害のある方が、安定して職業生活を継続できるようにするための支援を行う事業です。

主な対象者は、就労移行支援・就労継続支援などの福祉サービスを経て一般就労し、その就労先において6か月以上経過した方です。事業所は、利用者と就労先企業の双方に対して、以下のような専門的支援を継続的に提供します。

  • 職場定着に関する支援計画の策定および定期的なモニタリング
  • 職場訪問・オンライン面談等による課題把握と調整支援
  • 職務内容・勤務環境・人間関係等に関する相談対応

これらを通じて、就職後も安定した就労を継続し、長期的な社会参加を実現できるよう支援を行います。支援期間は原則として、就職後3年間(36か月)と定められており、継続的な伴走支援を行う仕組みが整っています。

■ Study Hub の支援モデル

Study Hubは、国内では非常に稀有な、「学習・仕事・就職」と3つの支援フェーズを有する就労継続支援B型です。開設からわずか1年4ヶ月(2024年5月1日〜2025年9月30日)で、就職者10名を輩出。全国のB型事業所の平均就職率が1.2%(令和4年度実績)にとどまる中、全国水準を大きく上回る成果を実現しています。

今回の指定取得により、就労前の支援から、就職後の定着支援まで一貫してサポートできる包括的支援モデルを確立しました。